よく、お母さんっ子とか、お父さんっ子とかいいますよね。みなさんはご自分はどっちだと思いますか?私は自分は本当に半分半分だった気がします。言ってしまえば、どちらにもべったりというタイプではなかったと思います。
自分の息子は間違いなく、「ダディーっ子」になっていますが、それはそれで、いいのだと思います。私は自分が親になって、本当に自分の両親の有難味を日々感じています。特に私の父は子育てについてはとても強い「信念」があったように思います。
うちの母はあまり叱らなかったし、優しくて、いつも何でも聞いてくれる、本当に親友のような関係です。父はその逆ってことではないのですが、とても厳しかったのを覚えています。
特に今自分が子育て中なので、父が私にしてきてくれたたくさんの「信念」を感謝というより、尊敬の気持ちで毎日過ごしています。今、父は介護が必要なので、ケアーホームで暮らしています。毎日、携帯で話すこともなくなりましたが、私の胸の中には、偉大な父の「子育ての信念」が焼き付いています。
父の子育てで凄い、よくできたなあ?って思うことがいつくかあります。
1.炭酸飲料を一切与えない(家の冷蔵庫には牛乳、コーヒー味の豆乳、麦茶しかありませんでした)
2.オレンジジュースの禁止(市販のオレンジジュースには砂糖がスプーンで10杯以上も入っています)
3.子供が好きな砂糖いっぱいのお菓子、グルテンのお菓子はなし(その代り、お煎餅、おもち、ナッツ類、ドライフルーツ、餡子を使った和菓子などはいっぱい食べました)今も餡子が好きなのは父譲り
4.ファミリーレストランへ行かない(外食は回転すしではなく、近所のカウンターのあるお寿司屋さん、お蕎麦屋さんのみ)
*父いわく、化学調味料いっぱいのものは食べたくない、、、、。ということでした。
5.テレビゲームを買わない(私が小学生のころはファミコンが超流行っていましたが、うちにはありませんでした。でも、ウオークマンやパソコンはどの家庭よりも早く買ってくれました)
6.歯磨きしないと、寝かせてもらえなかった。
7.学校の休みには必ず家族旅行へ行く(春、夏、冬、最低3回は旅行に行ってました)
まだまだ、いっぱいあるのですが、書ききれないので、この辺にします。私は人生の中でコーラを飲んだのは2,3回くらい。でも、炭酸飲料を飲まない、市販のジュースを飲まないというだけで、どんだけ歯に良いか今、子育てしていてわかります。
子供の時は、炭酸も飲みたいな?って日も子供心にあったと思うのですが、うちでは父がダメって言っているので、飲まない。って思っていましたから、辛いことは全くありませんでした。父はきっと私と兄の歯や健康や成長のことを考えて、身体に良いと思うものをいつも食べさせていてくれたんだと。今、本当に感謝しています。
おかけで、私は虫歯は一本だけ。治療したのもその一本だけ。なので、幼い時に食べているものの大切さを身に染みて感じています。
父から教えてもらった、「子育ての信念」を私も自分のやり方で息子に伝えていけたらな。って思います。
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